御宝殿の稚児田楽・風流

kana: 
ごほうでんのちごでんがく・ふりゅう

稚児田楽の舞方は、露払い2名とビンザサラ6名で、10歳前後の男子があたり、年少の男子が舞う例は全国的に見ても少ないとされている。舞は4人ずつ向き合い、総めぐり・親と子の取り替え・一列の組打ち・二列の組打ち・親は親、子は子・の4種を組み合わせている。伝来については定かでは無いが、舞の一部は那智の田楽と類似しており、所作は簡潔であるが田楽としての形態は整っている。
熊野神社の8月1日の祭りには常設の舞台で獅子舞が行われる。獅子舞とはいっても獅子神楽や鞨鼓獅子舞とは全く異なる風流であり、鷺の舞・龍の舞・鹿の舞・獅子舞の4種からなる舞で、この舞は芸能化する前の古風な姿をとどめたものといわれている。

month: 
prefecture_er: 
city: 
いわき市
place: 
いわき市錦町御宝殿の熊野神社
datetxt: 
7月31日〜8月1日

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