角館のお祭り

kana: 
かくのだてのおまつり

「角館祭りのやま行事」として重要無形民俗文化財に指定されている。囃子の名称である飾山囃子(おやまばやし)を祭り全体の名称として使う事もある。
旧角館町は、佐竹北家の城下町として発展をみた町で、武家の居住する内町と町人の住む外町に別れていた。祭りは外町を中心に行われ、『佐竹北家日記』元禄7年(1694年)に鹿島祭りとして初見されるが、神仏分離令などの影響を受け、明治初期以降紆余曲折を経て、現在では7日に神明社の宵祭り、8日に神明社の本祭りと薬師堂の宵祭り、9日に薬師堂の本祭りが行われている。
角館のお祭りの山には置山と曳山があり、置山は神明社鳥居前と薬師堂前、立町の十字路などに置かれている。
曳山は毎年組み立てられるもので、かつての丁内を単位に運行され、以前は無事に自らの丁内に戻ることを評価したという。参拝や上覧に向かうのが上り山(のぼりやま)、それらの目的を終えた曳山が下り山(くだりやま)とされる。
丁内や曳山は独自にその文化を継承しているため、各丁内の考え方によって同じ物事も違う意見を持っている。

month: 
prefecture_er: 
city: 
仙北市
Image: 
datetxt: 
9月7日~9日