熊野神社の稚児舞

kana: 
くまのじんじゃのちごまい

熊野神社の秋の大祭に演じられる。宝暦年間に悪疫が流行ったとき、神託を受けた婦負郡坪野村(現・富山市婦中町速星)の村役人であった若林源左衛門が祭事を行ったところ、悪疫は終息し、豊作に恵まれたという草創伝説があり、南都舞楽の系統を引くという。太鼓・笛の囃子、番組の内容は、富山県射水市の「加茂神社の稚児舞」と酷似しているため、相互に交流があったとみられる。太鼓と笛の囃子で、鉾の舞、賀古の舞、林歌の舞など7種の舞を、室町風の赤い衣装の4人の稚児が奉納する。

month: 
prefecture_er: 
city: 
富山市婦中町中名
place: 
熊野神社
datetxt: 
8月25日

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