日吉山王祭

kana: 
ひよしさんのうさい;ひよしさんのうまつり

4月12日(かつての午の日)の夕方、甲冑を付けた武者に警固された神輿が牛尾山から東本宮(里宮)に降ろされる。13日(かつての未の日)には甲冑を付けた武者姿の稚児を先頭に造花の大指物を持った青年たちが練り歩く「花渡り式」が行われ、夕方に東本宮の大政所で宵宮落しを行って神輿を荒々しく振った後に西本宮(大宮)拝殿に移される。14日(かつての申の日)が祭りの主会場である西本宮での儀式となり、天孫神社に奉納されていた大榊の還御、神仏分離後も継続されている天台座主による五色の奉幣などに続いて、各社から西本宮に集められた神輿の渡御が行われ、うち2基が神輿船で琵琶湖を渡る船渡御が行われる。神輿船は唐崎沖にて粟津の供御と称される御供え物を捧げ、これを琵琶湖に投じた後に夕方に西大宮に帰還する。15日(かつての酉の日)に諸社の巡拝を行って終了する。

month: 
prefecture_er: 
city: 
大津市
place: 
日吉大社
datetxt: 
4月12日~15日