チャッキラコ

小正月の伝統行事。浜の乙女たちが繊細かつ優美な踊りを神前に奉納し、正月の到来を祝う祭礼。女性のみ参加資格を持つ。
踊り手は、おおよそ幼稚園の年中児~小学6年生の女の子である。晴着姿で扇を手に踊る。20cm くらいの竹の両端に五色の紙を細く短冊に切り、小さな鈴をつけた「チャッキラコ」と呼ばれる綾竹を持って踊る曲目があり、名前の由来となっている。楽器による演奏はなく、音頭取りと呼ばれる女性たちの唄にあわせて踊る。曲目は「初いせ」「ちゃっきらこ」「二本踊り」「よささ節」「鎌倉節」「お伊勢参り」の6曲からなり、総称して「チャッキラコ」と呼ばれる。
午前10時頃に海南神社の神主からおはらいを受けた後、家内安全・商売繁盛・大漁祈願などの願いを込め踊りを奉納、その後衣装を水干、烏帽子に緋の袴に替えて仲崎と花暮の竜神様の前で踊りを奉納する。午後からは、夕方まで商店などの家々を踊ってまわる。

month: 
prefecture_er: 
city: 
三浦市
datetxt: 
1月15日

tag: