大蛇山

kana: 
だいじゃやま
別名: 
大蛇山まつり

大蛇を模した製作物を飾り付けた山車に人が乗り、太鼓、半鐘などの樂(祭囃子)と共に街中を練り歩く。大蛇の頭・尾を左右、あるいは上下に振り、花火・煙幕を取り付けて、火を吹いているように見せるところが特徴である。
複数の大蛇山が向き合う競演は、数分間のうちに大量の花火・煙幕が使われ、大きな見所の一つになっている。また、地域によっては踊り山車や大名行列なども繰り出し、まつりを演出している。
大蛇は昔からの手法を受け継ぎながら、まつり当日までの数ヶ月間、毎年手作業で和紙・竹・藁などを組み合わせて頭・胴体・尾をご神体として作成し、山車に飾りつけられる。
子供を大きく開いた大蛇の口内へ掲げるかませという儀式があり、かませを受けると子供たちは無病息災のご利益があるとされている。
まつりが終わる夜は、氏子や子供たちによって大蛇の頭・胴体・尾を崩す山崩しが行われて、フィナーレを迎える。崩した大蛇の部位は、持ち帰って軒先に飾ることで家内安全・無病息災の縁起物としてご利益があるとされている。

month: 
prefecture_er: 
city: 
大牟田市
place: 
大牟田神社
datetxt: 
7月海の日前日~第4日曜日まで