国営飛鳥歴史公園

国営飛鳥歴史公園(こくえいあすかれきしこうえん)は、奈良県高市郡明日香村にある国営公園。
明日香村における歴史風土の保存については、昭和41年(1966年)に制定された古都保存法に基づいて約39haの区域が歴史的風土保存区域の指定を受け、所要の措置が講じられたが、村の周辺に急速な開発の波が押し寄せ延々と守り続けられた貴重な文化財や歴史的風土が失われていく状況にあった。国ではこれら貴重な歴史的遺産について、昭和45年(1970年)12月に「飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に関する方策について」が閣議決定され、飛鳥地方の住民生活の向上と、歴史的風土及び文化的資産の保存、活用のための環境整備の一環として、昭和46年度から事業に着手し、祝戸地区1974年(昭和49年)7月 、石舞台地区1976年(昭和51年)8月、高松塚地区1990年(平成 2年)4月、甘樫丘地区平成6年(1994年)4月に開園し、4地区が全面開園した。平成13年(2001年)12月にはキトラ古墳周辺地区が新たに都市計画決定され、平成28年(2016年)9月24日、開園した。文化庁との連携で建設した極彩色壁画の保存・展示施設「キトラ古墳壁画体験館四神(しじん)の館」もオープンした。

都道府県: 
address: 
奈良県明日香村

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